指揮者の秋山和慶さん、OMFでタクト 信州での足跡、記事と写真で振り返る〈アーカイブ〉|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

国内外の多くのオーケストラと共演してきた指揮者で文化功労者の秋山和慶さんが26日、肺炎のため病院で死去した。84歳、東京都出身。

2018年のセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)では、14年ぶりにSKOを指揮して熱演を披露するなど、信州とゆかりが深かった秋山さん。その足跡を、当時の記事と写真で振り返ります。

■OMFで指揮・秋山和慶に聞く 斎藤秀雄の精神をSKOに 弟子や孫弟子、真摯に音楽と対峙(2018年9月8日付朝刊)=写真①

夏の松本を舞台に多彩なプログラムを展開し、7日に閉幕したセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)。体調を崩した総監督の小澤征爾(83)の姿は見られなかったが、小澤とともにサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)の基礎を築いた名匠、秋山和慶(77)が、14年ぶりにSKOを指揮し、熱演を披露した。桐朋学園(東京)で2人を鍛え上げた斎藤秀雄(1902~1974年)の“遺産”と、SKOの今について聞いた。

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